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HubbleのCLOが考える、「枠にとらわれない働き方とHubbleがもたらす価値」とは?

今回は2019年に取締役CLO(Chief Legal Officer)酒井にインタビューした内容を、アップデートしてご紹介!弁護士からスタートアップのボードメンバーという異色の経歴を持つ酒井に、「枠にとらわれない働き方」と「Hubbleがもたらす価値」について話してもらいました。

Hubble 取締役 CLO 酒井智也
2014 年東京丸の内法律事務所入所
2018 年 6 月 Hubble 取締役就任
Twitter:@t_sakai_Hubble


「弁護士」という既存のイメージにとらわれない働き方

ーーこれまでのキャリアについて教えてください!

2014年に弁護士登録をして、都内の法律事務所で3年半働きました。業務の内容としては、M&Aや紛争案件、コーポレートなど企業法務に幅広く関わっていました。

一方で、当時からスタートアップに興味がありました。僕自身、強く考えていたのは、弁護士の資格をとったがゆえに、その枠内でしかものを考えられないということは嫌ということ。自分の可能性を最大化できるチャンスがあれば飛び込んでいきたいと常々考えていました。シリコンバレーに足を運び、向こうの起業家や弁護士に話を聞いたり、複数のイベントに参加したりと積極的に行動していました。

当時事務所の仕事と以外でも個人で、スタートアップの法務顧問を請け負うようになりました。一時期は、最大15社ほどの顧問を務めました。

ーーその後、Hubbleにはどういった経緯でジョインしたのでしょうか?

CEOの早川とは2016年の夏くらいに、スタートアップのイベントで出会いました。

当時の彼は、素朴な雰囲気の好青年という印象です。当時は、ですが(笑)。出会った翌週に2人で渋谷の焼鳥屋に行って、お酒を飲み交わし、色々な話をして意気投合し、さらにその翌週には彼が当時一人で経営していた会社の顧問弁護士になりました。

思考がシンクロし、現在のHubbleが誕生

ーーHubbleというサービスは、どんな背景があって誕生したのでしょうか?

当時、早川は、Dropboxのようなストレージ系のプロダクトを開発していました。彼は会計事務所出身で、Money Forward(マネーフォワード)やfreee(フリー)によって、会計事務所の働き方が変わっていったことを目の当たりにし、バックオフィスを効率化するプロダクトを作りたいという想いがあったと聞いています。

僕も弁護士時代に「非本質的な業務の効率化」が必要だと感じていたので、早川が会計事務所時代に感じていた想いに共感しました。

当時の僕もそうですが、感覚的にアソシエイト弁護士の業務の7〜8割くらいは契約書等のドキュメントに関するものだったので、ドキュメントにまつわる業務を効率化できないかなと思っておりました。僕自身、ドキュメント管理とかの事務的な作業がとても苦手であったというところもありまして(笑)。

そして、2017年11月頃にプロダクトを方向転換するというタイミングで、早川とCTOの藤井と当時のオフィスであった渋谷のマンションの一室でディスカッションしました。早川の会計事務所時代の想いや、僕がリーガル領域に感じていた課題感を共有し、それに対して藤井が、技術的な実現可能性を確認したことから、現在のHubbleの原型ができたと思います。

このディスカッションは強く印象に残っています。自分の専門領域であるリーガルの範囲を超えた思考を回し、ディスカッションをしてアイデアを出す中で、知的好奇心が揺さぶられるような感覚を体験したことを覚えています。

ユーザーに共感できるからこそ、最前線に立ち続ける

ーー現在の職務内容を教えてください。

今は法的な業務のみならず、ビジネスサイドを統括するポジションで、組織作りや戦略策定、セールスなどを行っています。今の会社のフェーズや各メンバーのポテンシャルが最大化できるような仕組みづくりをしたいと考えています。また、サービス開発当初から、実際に企業の法務部や弁護士事務所に足を運び、抱えている課題をヒアリングしており、これは現在も継続しています。

これまで1000社以上の企業や弁護士事務所にヒアリングさせていただきましたが、僕自身が法務業務に携わってきて、現場が抱える課題に共感でき、ベストなソリューションを提案できると思っています。

また、自分の性格として、様々なところに行って人と話し、関係性を作ることが好きなので、自分の得意なことを生かして最前線に立ち、お客様と会社をつなぐ役割を担えているかなと思っています。

社内外問わず、イベントに登壇することも

ーーHubbleを通じて、お客様にどのような価値を提供したいでしょうか?

Hubbleの利用によって、日々の契約業務の効率化を図れることはもちろんですが、無理なく情報を一元管理していくこともできます。Hubbleを使っていたら、自分の仕事が他の人のためになる。しかも無理なく。この価値を感じてもらいたいです。

さらに、業務の生産性をあげて、より本質的な業務や、自分の大切なことに時間を使って欲しいという想いがあります。

弁護士事務所時代、長時間働くことが「正」という風潮があると感じていたので、そのような働き方については変えていきたいですね。

事業を加速させる「戦略法務」へ

社外の法務・弁護士の方々とのコミュニケーションも積極的に行なっています

ーー今後、Hubble導入によって、法務の人たちの働き方はどのように変化するのでしょうか?

普段、法務の方や弁護士の方が行っている業務は、高度な専門性を必要とする法律業務と、文書管理などの事務的・機械的に行う業務の2種類に分かれると思います。

さらに前者の専門性が必要な業務は、以下のカテゴリーに分けられると思います。

1. 知識・経験が必要だが、型を作れば再現性がある仕事
2. 知識・経験を前提として、個人のクリエイティビティ(リーガルマインド)を発揮する仕事
3. 人と法的な議論や交渉をしたり、人と話して共感していく仕事

法務の仕事はこれまで属人的に行われる場面が多かったと思います。弁護士の場合はそれがより顕著だと思います。その背景には、法務知識が一般の人には閉ざされたものであり、正確な法律情報に簡単にアクセスできなかったとういう点があるかと思います。

もっとも、Hubbleによって、各企業や各事務所のリーガルデータが蓄積されていけば、これまで個々人に帰属していたリーガル知識・経験が他の人、社内でいえば法務ではない他部署の方にまでにシェアされるようになります。
弁護士の仕事も自分が過去に行った業務で得た知識経験が、他の弁護士にもより効率的に共有されていくことになると思います。

そうすると、基本的な法律知識や経験に依拠して行っていく業務は、法務の専属業務ではなくなっていき、法務の本質的業務はリーガルマインドを駆使して考えていくことにシフトしていきます。また、対人的な業務に集中されていくと思います。そのため、このようなスキルが、今後法務パーソンに求められるようになっていくのではないかと考えています。

ーーでは、法務以外の他職種の人たちの仕事にはどんな変化があるのでしょうか?

繰り返しになるのですが、これまでの法務の知識や経験が法務にとどまることなく、法務に携わらない人にも行き届くようなものに変わっていくだろうと思うので、Hubbleを使うことで、リーガルナレッジのデータベースができると、契約書関連の知識などが、事業部や営業部の方にもついていきます。

そうすることで、彼らが自主的にリーガルの判断ができる領域も増えていきます。いちいち法務や弁護士に確認することなく、よりスピーディーにビジネスを進められると思います。

ーー法務の仕事への注目度が高まる時代が来そうな予感がしますね。

先ほどお話ししたように、今後、法務や弁護士に求められるスキルセットが変化していき、またテクノロジーの力で新規ビジネスがますます増えていく中で、法務がビジネスを加速させるような存在になりえると思います。

例えば、企業が新規ビジネスを行おうとする場合には、そのビジネスの社会的意義やビジネスロジックだけではなく、現行法との関係で法的適合性を説明するようなことが必要であり、ここを行う業務を法務がリードすべきだと考えています。

インターネットがない社会での法務の役割は、紛争解決や予防法務に集約されていたイメージで、もちろん今後もこのような役割は重要なのですが、それだけではなく、戦略的な法務という役割を担う法務人材の必要性が高まっていくのではないかと考えています。

業界を飛び越えて、リーガル領域に新しい風を吹かせられる人と働きたい

忘年会では役員プレゼンツのビンゴ景品も

ーーHubbleメンバーは、どのような方々でしょうか。

採用面談から、ハードスキルだけではなく、ソフトスキルやカルチャーフィットを重要視しているので、Hubbleメンバーはコミュニケーションが気持ちいい人、「いい人」が多いです。所属チームに関わらず、メンバー同士仲良く、みんなで飲みに行く機会やいろんなディスカッションが頻繁に行われており、雰囲気がとても良いと思います。

その上で、各人がスペシャリストで、与えられた課題や自ら設定したミッションを遂行しようというプロフェッショナル集団だと思います。

ーー今後組織が拡大するにあたり、Hubbleにはどのような方にジョインして欲しいですか?

業界を飛び越えて、いろんなことを一緒に考え、リーガルテックに新しい風を吹かせてくれる方は、ぜひHubbleに入って欲しいです。

僕自身、弁護士という資格はありますが、そこに特別にこだわらず、自分の可能性を最大化できる場面にはどんどん挑戦していきたいと思っています。個人的には同じようなマインドを持っている人や、新しいリーガルテックという領域で新たなチャレンジをしたいという人と働きたいという思いがあります。

僕は弁護士ですが、ほとんどのメンバーは法律の専門家ではないですし、他の業界からチャレンジしている人です。だからこそ、違う観点からリーガルテックを捉えられていると思います。今後、組織が大きくなるにつれ、多様なバックグラウンドを持った人たちがさらに増えていくと思いますが、新しい視点から、プロダクトや営業の可能性をより一層広げていきたいと思っています。

少しでもHubbleに興味がある方はぜひ応募してください。お待ちしております!

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リライトしたひと
しらきなお:https://youtrust.jp/users/naos


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